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Title
日本産科婦人科学会 - Japan Society of Obstetrics and Gynecology -
Description
日本産科婦人科学会の起源は、1902年に設立された日本婦人科学会と、1915年に発足した産科婦人科医学会(近畿婦人科学会)とが1949年に統合された時点にさかのぼり、爾来、半世紀余にわたり、我国における産科婦人科学の発展ならびに産婦人科医療の向上に中心的役割を果たしてきました。現在、本会の会員数は16,000人を越え、医学系学術団体のなかでも枢要な地位を占めており、社会的にも大きな影響力と責任を帯びております。今や、本邦における女性医療や周産期関連の成績が世界の最高水準に達しているのも本会の存在意義が極めて大きいものであることを物語っていると申せましょう。
この度、幾多の先達が営々と築き上げられた輝かしい伝統と実績を誇る本会の初代理事長を拝命致しましたことは、身に余る光栄と存じますが、むしろ、私の器量を越えた大役をお引き受けしたのではという不安を覚えているのが偽らざる心境であります。しかしながら、本会の理事として6期12年間本会の運営に携わってきたことにより、人一倍本会の行く末を案じるものとして、非才を顧みず、勇を鼓してお引き受け致しました。
本学会は、これまで任期が約1年である会長が最高責任者として運営を担当されてきました。1949年初代会長、篠田糺名誉教授以降2004年の藤井信吾会長に至るまで56名の会長の先導により、今日に至っております。多くの方々が、短期間ではありますが、学会のリーダーシップをとるということは、さまざまな理念の混交を学会運営に反映し、偏向した路線の選択を回避できるという利点がありました。事実、これまで本会は歴代会長の献身的なご尽力により、順調に発展を遂げてまいりました。しかしながら、昨今、医学・医療領域に大きなうねりが次々と押し寄せ、それに対する対応を誤ると、本会の存立基盤が危殆に瀕することになりかねません。ここに至り、会員の英知を集めた上での最善策を着実に実行するという点で、短期間の舵取りでは難しくなったものと思われます。ただし、実践すべきは良識ある会員の総意であり、執行部の独断でないことは論を待ちません。この意味での“総意”をくみ上げる仕組みを整備することが肝要であります。
Languages
日本語 (Japanese)

